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クラウドゲートのゲーム用。 ただし、更新頻度は非常に低い。
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「……そんなに…触れたければ二人で触れればいいじゃないか。あたしは…逃げないぞ?」
覚悟を決めフレイアは二人の満にそう言った。
「む?」
「なぬ?」
フレイアを挟んでにらみ合う二人は一瞬何を言われたのか解らず、フレイアの顔を覗き込んだ。
「どう言う意味だ?」
満と満’が声を揃えてそう訪ねる。
「どっちも満、なんだろ??…なら…二人で触ればいい。」
あたしは満のモノなんだから。
ぼそりと呟かれた言葉。
どちらも満だというのならば、それで良い。
二人に分かれてしまった原因など、後で考えれば良いことだ。
そう告げる。
「フレイア…。」
「だが…。」
迷うのは二人の満だ。
どうしたらいいのだろうか、そう悩む。
「…迷わなくていいのにな。」
優しく微笑むとフレイアは覚悟を決め自分の服に手を掛けた。
「あたしが二人なら…ちょうど良かったんだろうけど、残念ながら一人なもんでね。」
戯けたようにそう言いながらゆっくりと服を解いていく。
そして、全ての服を落とし素肌を露わにする。
「さて?どうする??」
妖艶に微笑むとフレイアは戸惑う二人に手を差しのべた。

おそるおそる二人の満は全裸になったフレイアに手を触れた。

「ぁうっ……はぁ…ん。」
行燈の揺れる光にフレイアの裸体が浮かび上がる。
「此処…か?」
満の手が胸に触れれば、
「…ここも?」
満’の手が下腹部へ滑る。
「ぅっ…やぁぁ~ん。」
甘い嬌声が洩れる。
フレイアの弱いところ、良いところを知り尽くした満が二人。
的確に探り当てられ、触れてくる手は四本。
瞬く間にフレイアの息が上がる。
「ひっぁ……。」

そして宴が始まった。







「ぐっ……ぁっぐ。」
フレイアの喉からくぐもった声が洩れる。
獣のような恰好で背後から突かれ、口にはもう一人の満のモノを銜えている。
後ろから突かれるたび、銜えたモノが喉の奥に入り噎せ返る。
それでもなおフレイアはそれを拒まなかった。
苦しい息の中、ただ舌を動かし手を添えそれに絡め奉仕する。
どちらも満、ならば二人に気持ちよくなって欲しいから。
それでも喉の奥を突かれれば苦しいことに変わりはない。
自然涙がこぼれ落ちる。
腰を掴み引き寄せる手の熱さ、頭を撫でる手の優しさ、それらに誘われるまま舌を絡め指を動かす。
飲みきれない唾液が顎を伝い下と滴り落ちる。
「う゛っ…ぅっ……。」
ぐちゃぐちゃと、フレイアの口元からいやらしい音がする。
後ろからはズチャ、ヌチャッと濡れた音が絶え間なく聞こえてくる。
白い裸体が二人の間でゆらゆらと、誘うように揺れる。
妖しい水音と、苦しそうな声、それでいてどこか恍惚としたフレイアの表情。
「フレイア…。」
「ぐっぅっ…もうっ。」
せっぱ詰まった二つの声。
朦朧とする意識の中、熱い迸りを中と口に感じフレイアはその意識を手放した。


「やっ…み、満?!えっ?!」
軽く気を失い、気が付くと体位が変えられていた。
満の上に乗り跨ぐような形、騎乗位に。
しかも中には満が未だ刺さったまま。
「なっ?!」
軽い混乱の中、取り敢えずどうにか体勢を立て直そうとしてみる。
だが、後ろから押され、そのまま満の胸へ押し倒された。
満の胸のへ横たわり…無防備になった結合部へ満’が指を這わす。
「ひゃっぁっっっっ!!!」
ヒンヤリとした指、急な刺激に思わず締め付ける力が強くなる。
「うっ…きつくっ…。」
満が呻く。
「ならば…これでは?」
そんな様子を見下ろし、少し楽しげな満’の声。
「えっ?!やっめっ!!だめだっ、だめだっっっ、そこはっ!!」
フレイアの必至の制止の声が洩れる。
それもそのはず、満’に触れたのはフレイアの後ろの穴だった。
排泄のためのそこを触られフレイアの顔が歪む。
「やめっ…みつっ…やだぁ~っ。」
甘えたような鳴き声。
頭何度も振り、制止を求める。
だが満’の動きは止まらない。
結合部からあふれ出す愛液を皺の一つ一つに塗り込めるように丁寧に慣らしていく。
優しく、優しく。
その間に、満のが腰を動かし出す。
フレイアの腰を持ち、ゆっくりと円を描くように揺する。
「ぅっ…ぁ…。」
後ろを触られているためか、フレイアの意識は自然下腹部に集中する。
だからこそ、二人の満の動きによけいに身体が反応してしまう。
そして…満の動きにあわせるようにつぷりと指が一本入れられた。
「ひっっ!ぁいやぁっ。」
フレイアの背中がしなり、顔が歪む。
「うっ…フレイア?」
先ほどよりさらにきつい締め付けに、満の動きが止まる。
荒い息で何かに耐えるようなフレイア。
「痛いのか?」
入れた指はそのままに満’がフレイアの耳元でそう囁く。
「んっ…いた…く…は…ぁんっ…。」
涙でかすむ目、それでもなお、うっすらと微笑み顔を上げる。
痛くは、ない。そう続けようとしたフレイアの声は満の動きに阻まれる。
急に激しく突き上げられ、フレイアの息が詰まる。
満’に向けられる甘えたような声と微笑み、それに嫉妬したのかもしれない。
「やっ…満…動いっちゃやぁぅっ……。」
満のモノと満’の指が中で動きにあわせ、微かに擦れあう。
そのたびにフレイアの背中をゾクゾクしたモノが駆け上がっていく。
「気持ちが…良いのだな?」
耳朶を甘噛みしながら満’はそう囁いた。
満とはリズムを変えて指を中で動かしながらフレイアを追い立てる。
「ふっぁ……んっ…はぁぅっ…。」
フレイアにそれに答える余裕など無かった。
何時も以上の快感が絶え間なく襲い、息すらまともに出来ないでいた。
二人に与えられる快感を享受するだけで精一杯だった。
満がフレイアにキスを送る。
負けじと満’がフレイアの背にキスをする。
フレイアの肌の上を舌が這う。
「ぁっぁん…ぁ……。」
フレイアの口は閉じることを忘れ、荒い吐息だけを紡ぐ。
「だめっ…だ…そこはっ……もうっ…やぁぁぁぁぁ。」
「くっ、フレイアっ…もうっ。」
大きくなっていくフレイアの嬌声、せっぱ詰まった満の声。
ほぼ時を同じくして二人は果てた。
どくどくとフレイアの中に満の精液が流し込まれる。
「……ぁ……熱…ぃ…。」
譫言のようにそう呟くと、フレイアは意識を失った。



満’は気を失ったフレイアを見下ろし何かを考えていた。
「ふむ…。」
小さく呟くと台所へと移動する。
「なに…を?」
フレイアを胸の上に抱き、満が不思議そうに見送る。
「気にするな。」
にやりと満’は笑うと姿を消した。
少しして満’は手に何かを持って現れた。
冷たい手でフレイアの背中をなで下ろす。
「んっ……ぅ?」
微睡んでいたフレイアはその感触に目を覚まし不思議そうに満’を見上げた。
「どうし…た?」
トロンとした目つきで、ふんわりと笑いかける。
「気にするな。」
満に言ったのと同じ言葉をかけその背を撫でる。
「ぅっん。」
小さく喉を鳴らし、フレイアの意識は再度心地よい波に沈んでいった。

次にフレイアが目を覚ましたのは、局部に与えられた冷たい刺激からであった。
「ぁっっ……なんだ?!」
冷たく、ぬるりとした感触を後ろの穴に感じる。
「何だ?と言われれば…ほぐしているというしかないのだが。」
妙に冷静に満’はそう返し更に作業を続ける。
「ぅっ…なっ、なんでだ?」
後ろから与えられる先程教えられたばかりの快感に耐えつつフレイアは話しかける。
「フレイアは全て拙者のものであろ?ならばこちらも……な?」
「なっ?!」
楽しげに満’がそう宣言し、満が焦り声を上げる。
「…何をしても良いのであろう?」
意地の悪い満’の声。
ついでとばかりにフレイアの背中に舌を這わす。
「うぅっっぁっ………好きに……しろ。」
どこか諦めたような、期待したようなフレイアの声。
「……。」
それらの会話を満は困ったように聞いていた。
「人の胸の上で会話しないでくれぬか。」
満’がフレイアに何かする度、中に入れたままの自分のモノが強く締め付けられ、立ち上がっていくのが解る。
「んっっ…そ、そんなこと言うなら、大きくするなっ!」
敏感になった体には、そのわずかな刺激すら気持ちよくて、フレイアは理不尽な怒りを満にぶつけた。
「そのようなことを言われても……。」
困惑の度合いを含め、満はフレイアの顔をのぞき込む。
「う゛っ……。」
満のモノがさらにぐぐっと大きくなる。
「みっっ、みつるぅぅぅ~。」
満’の指から与えられる感触、中で大きくなっていく満の感触、それらがフレイアを追いつめていく。
「フ、フレイアがそのような顔を……。」
色に濡れた目で、縋る様な眼差しを向けられた満は、生理現象だと呟く。
その間も、満’はフレイアの後ろの穴に触れ、解していた。
「いやぁぁぁっ…熱い……熱い…のぉ…。」
熱に浮かされたようなフレイアの声。
赤くほてる体をもてあまし、満の胸の上くたりと身を預ける。
その姿に満は満’を見上げた。
「何をした。」
フレイアの体を満’から護るように抱きしめ、問いただす。
「何がだ?只、解しただけだが。」
鼻で笑い、そう答える満’。
「ただ……。」
「ただ、何だ?」
にやりと満’が笑む。
「潤滑油代わりに油と酒を使っただけだ。」
さらりと非常にきつい酒の銘柄をあげた。
その高い度数のアルコールを粘膜から直接吸収したフレイアが酔ってしまうのは仕方がないこと。
熱いのは…酔いが回ってきたからなのだろう。
「…人の悪い…。」
フレイアを酔わせ、体の力を抜かせ、さらには後ろ自体を柔らかくするための酒。
なぜだかすぐさまそう理解できた満がいた。
「傷など付けたくないからな。」
当たり前であろう?
言葉の外にそう付け加えると満’は愛おしげにフレイアの体に触れ、微笑んだ。
「…当然だ。」
憮然と満は呟くき満’をにらむ。
それならば、何故傷つけるような事をしようとしているのかと。
非難を込める。
「…さてな。」
はぐらかすかのようにそう言うと、満’は熱い体をしたフレイアの腰へと手を伸ばす。
むずかるように小さく身を震わすフレイア。
すでに酔いは全身にまわり、力が抜けている。
「フレイア…良いか?」
身を屈め、ぼそりと耳元で呟く。
「ぅんっ…?」
ぼんやりとした目で満’を見上げ、何を言われたか解らぬままにフレイアはうなずく。
「そうか……。」
どこまでも優しく微笑み、満’はフレイアの腰を持ち上げた。
「くっ……。」
ぬるりとフレイアの中から満のモノが抜ける。
尻を突き出すように固定して、満’は自らのモノに手を添えフレイアの後ろの穴へと近づける。
微睡むようなフレイアの表情が、少し硬くなる。
「力を…抜いて…」
満’の言葉にフレイアは頷くことで返事をする。
フレイアの体から、更に力が抜ける。
その瞬間を見計らって、満’一気にフレイアの後ろを貫いた。
「っっっっっぁっっっ!!!」
体を大きく弓なりにしならせ、フレイアののどから声ならない音が漏れる。
衝撃と恐怖で顔はこわばり体が硬くなる。
「くぁっ、ふ、フレイア、力を…。」
きつすぎる締め付けに満’の顔がゆがむ。
「…大丈夫だ、フレイア…ゆっくり息をするのだ…。」
見るに見かねて満はフレイアの背中をなでそうささやく。
優しく背中をなで、額や頬にキスを送る。
「大丈夫だ、……ゆっくり力を抜くのだ…。」
優しく、優しくささやきかける。
「ぅっ…ん……満……ぐっ…。」
どうにか衝撃から立ち直ったフレイアは、荒く浅い息の下涙に濡れる目で満を見つめる。
「そう、力を抜いてな…。」
満’も優しくそうささやきかける。
「んっ……はんっ…。」
うなずき、フレイアはゆっくりと息を吐き力を抜いていく。
それに合わせるように満’はゆっくりと腰を薦めていく。
ずるりと、亀頭が中に入り込む。
「ふっくっ…あぁぁっんっ。」
痛みだけではないモノがフレイアのあえぎに混じり始める。
最もかさばるが所が中に入り込めば、後は割合簡単に滑り込んでいく。
そして…満’のモノが根本までフレイアの後ろに納められた。
「ぅっ…きつい、な…だが、熱い……フレイアの中はどこも熱いのだな。」
馴染むのを待つかのように動きを止め、フレイアの腰から尻へのラインを撫で、満’は嬉しそうにそういった。
びくびくっと、フレイアが体を小さく震わせるたびに、その振動は中の’のモノに直接響く。
それがまた、気持ちいいらしい。
動きを止め、堪能するかのように目を瞑る。
「動かずとも…気持ちよいモノなのだな。」
ぼそりと呟けば、
「当たり前だ。」
何故か偉そうに返す満。
息も絶え絶えなフレイアはそれに答えることが出来ないでいた。
本来使わないはずの場所に満’を受け入れ、未だ中にあるそれがフレイアを苛む。
切れてはいないのだろうが、きつい圧迫感とわずかな痛み、何よりも熱い満のモノを感じ、混乱する。

そして…しばらく。
フレイアの呼吸が元に戻り、強張ったからだが弛緩し始める。
満’のモノを締め付ける力もゆるみ、何とか動かせる程度になっていた。
それを感じ取り、ゆっくりと満’は腰を動かし始めた。
「ぅんっ……ぁっ…はぁんっ…。」
フレイアの喉から、甘い声が漏れ出す。
痛みは、少ないようだ。
それよりも、内蔵をえぐられるようなその感触を気持ちよく感じ始めていた。
満’が腰を動かすたびフレイアの内蔵が直に揺さぶられる。
その熱さが、前よりも更に感じられる。
「あぁっ……うぐっ……あっぁっぁぅ。」
満’のものに馴染んだ直腸がやわやわと満’モノを包み込む。
きつい入り口の締め付けと、対照的なその感触に満’の動きが段々と速くなる。
じりじりと内蔵を捲られ、戻される。
薄い壁を通して子宮の入り口が抉られる。
「だっっだめっ、まだっぁぁぁぁあっ。」
ひときわ大きな声がフレイアの口から漏れた。
完全に慣れたわけではないその行為、もう少しゆっくり、そう言いたかっただろうか。
それとも、体を走る痺れるような感覚に言ったのだろうか。
だが満’の動きは更に激しさを増していく。
「すまぬ、止まらぬ…我慢がきかぬのだっぅ。」
せっぱ詰まった満’の声。
荒々しく突き上げ、ギリギリまで引き、また突き上げる。
開ききった直腸はそれを素直に受け止め、締め付ける。
「あぁぁっっぁあああっっっっ。」
与えられる感覚に意識の方がついて行かないフレイアはただただ声をあげる。
息が詰まり、涙が溢れる。
せっかく解れた体に力がこもり始める。
「ぐっっ。」
満’の喉が鳴る。
締め付けがきつくなったからだ。
堅く緊張していく体を支え、満はどうすればいいのか迷っていた。
人の腹の上で、と満’を罵りたくもあり、それでいて、喘ぐフレイアを見せたくないというのもある。
「……ずるいな。」
ぼそりと呟き、満は覚悟を決めた。
満’の動きの邪魔をするように体を揺する。
そして、その動きを止めさせた。
「何をする…。」
怒りを含んだ満’の声、いきかけたところを止められたのだから当然だ。
それを無視して満は意識の飛びかけているフレイアの体に触れた。
「フレイア…すまぬな。」
耳に流し込むようにそう呟くと満は腰を動かしゆっくりと自分のモノをフレイアの前の穴へと近づけた。
「ほう……。」
何をするか気が付いた満’は感嘆の声を上げる。
「おまえがそれをするとはな。」
何故か嬉しそうなその声、涼やかに聞き流しながら満はニヤリと微笑み返した。
「お主だけにフレイアは触らせたくはない故に。」
そして…ゆっくりとフレイアの中に自らのモノを埋めていく。
「くっ…。」
きついその感触に、二人の顔がゆがむ。
「ぅぁぁぁぁっっっ!!!」
フレイアの体が二人の間ではねた。
狭くなったその場所を無理矢理こじ開けられる感覚。
「ぐっ狭いっなっ。」
二人の満の台詞が重なる。
「なっ、なにぁぁっっなんなんだよっっ?!」
混乱したフレイアの叫びが響く。
少しでも動けば、二つのモノが中でこすれ、痛みと苦しみがあふれ出す。
二人に挟まれ、押さえられ、それすら気が付かぬフレイアは必死に身をよじり、その苦痛から逃げようと躍起になっていた。
「熱っぅぃたっ…やぁ~~何、なにしてっっ!」
涙に濡れた顔を起こし、いやいやするように頭を振る。
息は乱れ、涙が幾筋もこぼれ落ちる。
恐慌状態におちいりかけたフレイアを引き戻したのは満のディープキスだった。
息を絡め取り、呼吸を強制的に落ち着かせる。
「落ち着け…フレイア。」
優しくフレイアにキスを送り、満はその背を撫で落ち着かせようとする。
「そうだ、大丈夫だ…フレイアであればな?」
からかうようにそう言いつつ満’はその口調とは正反対に優しくフレイアの髪を撫でる。
段々と、フレイアの意識が落ち着いていく。
「ふた…り?」
確認するようにフレイアは呟く。
「そうだ、…あやつだけに…やらせたくはない。」
ぼそりと満が返す。
ようやく事態を把握したフレイアは、どうにか息を整え体の強張りを解いていく。
その瞬間、ずるりと満のモノが更にフレイアの中深くに滑り込んだ。
「うぁぁっ…だ、だからって…なんでいっぺんにっ!!」
柔軟なその場所は、いとも簡単に満のモノを受け入れる。
だが苦痛がないわけではない。
「…気持ちが良いからだろう?」
フレイアの言葉に満’がからかうようにそう言ってゆっくりと腰を揺すった。
「あぁぁぁぁっっっ!!」
びくびくとフレイアの体が痙攣する。
中に感じる二つの熱いモノ。
不規則に動くその二つは、きつい圧迫感と共にフレイアに強い快感を与え始めた。
痛みより、快楽を体が選択したからだろ。
「動く…ぞ。」
眉間に皺を寄せ、満’そう言うと動きを早める。
「あぁぁっっぅぁっ…。」
壊れたようにフレイアの喉から声だけが漏れる。
「くっ…ならば拙者も……。」
負けじと満もまた腰を動かし始めた。
フレイアの中で二人のモノがこすれるのが解る。
薄い壁を通して二人のモノがフレイアの中を突き上げ、えぐり出していく。
不規則に動くその二本、フレイアの体が熱くなっていく。
「いぃやぁぁぁぁっ…熱い…熱いのぉ…だめっなのぉぉぉぉ。」
熱に浮かされたように、何度もフレイアはその言葉だけを繰り返す。
痛みは気持ちよさに変わり、圧迫感はきつい締め付けに変わる。
馴染んだ前の快楽と、初めて知った後ろの快楽、その二つがフレイアを苛む。
「だぁめぇっっっっっっ。」
一際高い声がフレイアの喉を突いて出る。
そして、きつく二人のモノを締め上げ…力が抜ける。
「ぅぐっっ…。」
「うぁっっ…。」
二人の満の顔がゆがむ。
いったフレイアの反動で、いきかけた二人は必死にその衝撃に耐えていた。
「……まだだっ…。」
「そうだ…まだだ…。」
ゆがむ顔でにやりと二人は笑みを浮かべる。
ゆっくりとして関していくフレイアの体。
その内からはとろりと愛液がにじみ出し、二人の動きを助けていく。
再度ゆっくりと二人が動き出す。
「あぁっっぁっぁっっ……。」
敏感すぎるほど敏感になったフレイアの体は、ほんのわずかな動きさえ快感に変え、伝え始める。
「うぅう゛っ…ぁぁぁっっ…。」
そのあまりにも強い刺激にフレイアの意識は飛び、ただただそれを享受するものへと変わっていく。
人の言葉を忘れ、すすり泣くように声を上げる。
二人の動きは段々と激しくなっていく。
きつい締め付けだけでなく、まるで誘うかのように柔らかく包み込まれ、締め付けられるその感触。
止めどなく溢れる愛液が二人の動きを更に速くさせる。
「あぁぁぁぁっっ。」
壊れたようにただただ声を上げ、フレイアの体が揺れる。
「うぁぁっっっ。」
熱く柔らかなフレイアの中、きつい締め付け、こすれる感触。
一際深くフレイアの中を抉り、二人は時同じくして…果てていた。





「ふっ……ぁっ…うぐっ…。」
押し殺したフレイアの声。
浅い呼吸。
「……なん…だ?」
聞こえる声に満が目を覚ます。
「あまり…声を出すと…起きてしまうぞ?」
低い、楽しげな満’の声。
その声に、何事っと満は慌てて起きあがろうと…して、起きあがれなかった。
「なっ?!」
思わず大きな声が出た。
焦ってどうにか動く首から上だけを動かし、己の身体を見渡せば……縄で縛られ、拘束されていた。
足首から肩にかけて、幾度もなく結わえられ、まかれ簀巻き状態に。
「ふむ、フレイアが声を我慢しないから…起きてしまったぞ?」
満に聞かせるように満’が声を出す。
満が慌ててそちらの方へ唯一動かすことの出来る顔を向けると……。
そこには後ろ手に両腕を縛られ、座位で満’に貫かれるフレイアの背中があった。
手が使えず、不安定に揺れる身体。
「なっ?!」
満の方が見えないフレイアが、慌てたように身体を動かす。
が、その動きは満’に阻まれた。
「…見ているぞ?フレイアを。」
囁くように満’がフレイアの耳に口を寄せる。
「やぁっ…みな…い…でぇっ…。」
途切れ途切れのフレイアの言葉。
だが、その声には否定よりも、喜びの方が多いように感じられる。
「………っっっなにをっ!!!」
あまりのことに、満の思考回路が一瞬固まり…フレイアの声で醒めた。
満’を睨み付ける。
満’はにやりと微笑むと、フレイアの腰に腕を回し、見せつけるように動かし始めた。
「なに…といわれても、フレイアを抱いているだけだが?」
両手でフレイアの腰を持ち、抜けるギリギリまで上げる。
そして…一気に降ろす。
「っぅぅっ!!……ぁっ……。」
とたんフレイアから甘い声が漏れ始める。
動けない満に結合部を見せつけるかのように、何度も持ち上げ、降ろすを繰り返す満’。
フレイアの荒い息と、ずちゃずちゃと結合部から洩れる音だけが響き渡る。
「くっっ!!!」
唇を噛み締め、視線を逸らそうとするも…そこに釘付けに成ってしまう。
「……見たいのか?」
満’が満を見下ろしながらそう言う。
「なっっ!!」
慌てて満は目を閉じた。
「見たく…などっ!」
声を荒げ、そう言い顔を背けようと……したときである。
「…フレイア、あやつはフレイアのことなど見たくないそうだぞ?」
意地悪い満’の声。
「……みたくぅ…なぁい?」
何処かぼんやりしたフレイアの声がそれに続く。
「ちがっ!そう言う意味ではっっ!」
慌てて満が目を開けば、先ほどより近い距離に二人がいた。
「う゛っっ。」
満の顔が赤く火照る。
そんな満を尻目に満’はフレイアの耳朶を軽く噛み声を流し込む。
「フレイア、回れるか?」
「えっ?」
何を言われたか解らず、フレイアの身体が固まる。
「ふむ、ならば…。」
満’はフレイアの片足を持ち上げ、ゆっくりとフレイアの身体を回し始めた。
中に入ったままの満’を軸にフレイアが回される。
「ふぁっ…やっぁっん!!」
その感触に大きな声が漏れる。
「くっ、…きつく、なるな。」
嬉しそうな満’の声。
そして、終わる。
座った満’の上、満の方を向かされたフレイアがいた。
「ぁっ……っっっ!。」
快楽に酔い、ぼんやりとしたフレイアの視線が満と絡む。
とたん、フレイアに正気と羞恥心が戻る。
「ちょっと、満っ、えっ?!あぁっ!!」
満’はフレイアの胸を隠すかのように右腕をまわし、空いた左手でその足を大きく開かせる。
腕を後ろに縛られているため、胸を突き出すように背を逸らせ、大きく開かされた足に、不安定な体勢。
「見えるか?」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
勝ち誇ったような満’の声と、悲しげなフレイアの悲鳴が重なる。
「やだ、満、見るな、みちゃいやだっ!」
いやいやと、フレイアが首を振る。
恥ずかしさに体中が赤く染まり、足を閉じようとするも、満’の腕と不安定な体勢に阻まれそれもままならない。
縛られた腕を必至に動かし、外そうとするが、それも外れない。
「くっ、そのように動くと、倒れてしまうぞ?」
フレイアが動くたびに意志とは反して締まるらしく、満’は気持ちよさそうにそう囁き、身体を支える右腕を少しゆるめる。
ぐらりとフレイアの上体が傾いた。
「あぁっっっ!」
倒れまいと、ぐっとフレイアの腹筋に力が入る。
「うっっ。」
くぐもった満’の声。
先ほどよりも更に締まったフレイアの中を堪能するかのように動き出す。
フレイアの意志を無視して。
斜めに傾いだフレイアの身体を、満’はゆっくりと腰を前後させる。
フレイアの身体は、満’の方に倒れ、また前方に揺れる。
「ふぁっっ……ぁっっ…いぃっあっ。」
先ほどから何度もイきかけ、それを止められ、焦らされ続けたフレイアの身体はそれだけの刺激にすぐさま反応した。
「ヤダぁ…みつる、やだぁんっ…はぁっぁっ…。」
動かされるのがイヤなのか、見られるのがイヤなのか、どちらの満に言っているのか解らないフレイアの言葉は何処までも、甘い。
嫌がるそぶりすらも媚びるような誘いに見える。
それら全てを満は凍ったように見つめていた。
目を逸らしたいのに、逸らせないのだ。
ゆらゆらと、揺れるフレイアの裸体。
赤い陰毛の間から大きくふくれたクリトリスが見え隠れし、その下は大きく開き満’のモノがゆっくり動いている。
満’の動きにあわせ、内側の赤い肉が捲られ、覗く。
さらにフレイア自身の愛液と、先に出された精液がこぽりぐちゃりと音を立て満’のモノを伝いぽたぽたと流れ落ちる。
妖しく卑猥な構図。
無意識にゴクリと、満の喉が鳴った。
気が付けば、満のモノも熱く滾り、立ち上がっていた。
フレイアの痴態に、満は興奮しいたのだ。
「ほう、……。」
それに気が付いた満’は動きを止め、フレイアに囁いた。
「フレイアの姿に…反応しているぞ?ほら……。」
楽しげな満’の声。
「んっ……たって…る?」
刺激を止められ、不満げに鼻を鳴らし、満’に言われるまま満の股間に視線を移す。
大きく、反り上がるモノが、見えた。
「もっと乱れたフレイアを見たいらしいぞ?」
どうする?と言わんばかりに首筋を舐め上げる。
「ぁぁっっ……みつる…みたい…の…か?」
媚びるようにちらりと満’を見、満に視線を合わせる。
「ふれ…いあ…。」
凍り付いた満の舌はそれだけ言うのが精一杯であった。
「いぃよ……見て…くれ。あたしの……。」
恥ずかしそうに目を逸らせ、フレイアは言葉を切る。
「…何を、見て貰うのだ?言わねば……動かぬぞ?」
意地悪く満’が囁く。
そんなことを言わなければならないのか、無理だと救いを求めてフレイアは満’を振り返る。
だが、満’はにやりと意地の悪い微笑みを浮かべて見つめるだけだった。
「ううっ……。」
いやいやと首を振っても、満からのいらえは無い。
動かぬよう身体を固定され、自分の中の満’のモノの熱さと疼くナカ。
更なる快感を求めるからだ。
それらをもてあまし、フレイアはとうとう言葉を発した。
「くっっ……。あたしの……淫らな…ところ……だ。…が出入り…してる……あそこ、だ……。」
フレイアは、唇を噛み締めそう言うと目をぎゅっと閉じ、目を瞑る。
その拍子に、涙がこぼれた。
「拙者に突かれ、乱れる姿を…だろ?」
言葉を足し、満’が満足げにその涙を拭い、動き始める。
反動を付け、フレイアの身体を上下に揺する。
その動きにあわせ、ぐちゃぐちゃと濡れたいやらしい音が響く。
「先ほど…より締まるな。…見られて、感じているのだろう?」
そう言うと満’は更に動きを速くする。
「ふっぅっっ…あっぁっ…くっ…んっ。」
フレイアの喘ぎ声と濡れた音に打ち付ける音。
満’の押し殺した声。
そして…満の荒い息。
普段見ることの出来ないフレイアの痴態。
無理強いなどしない満と違い満’は何処までも欲望に正直だった。
そして、どんなことをしてもフレイアが許してくれると知っていた。
だからこそ、あのように腕を縛り自由を奪い、恥ずかしい言葉を言わせる。
それが、満の興奮を煽る。
それが、満の怒りを深くする。
自分が見たこともないようなフレイアの姿を見せつける満’に殺意を覚える。
だが、乱れるフレイアは扇情的で蠱惑的で…魅了される。
満には見せたこともないような姿で、表情で満’に全てをゆだねるフレイア。
自分と同じ姿で、同じ顔で、同じ声で…フレイアを煽る満’。
コレは夢なのだろうか、それとも……。
思考の闇に落ちかけた満を現実に引き戻したのは満’の一言であった。
「ふむ、…苦しそうだぞ?どうする??」
笑いを含んだその声は、満の立ち上がったモノを一瞥してのことだった。
「…くるしい?」
言葉尻を繰り返すようにフレイアが呟く。
「そうだ、…ほら、あのように…。」
ぐいっと髪を引っ張りフレイアの顔を上げさせる。
フレイアの視線の先に堅く立ち上がった満のモノをとらえる。
「………満?」
喜悦を含んだ目で、フレイアは満のモノを見つめた。
「どうすればよいのだろうな?」
からかうような満’の声。
「…気持ちよくすれば…良いのか?」
いやらしい微笑みを浮かべフレイアは満’を振り返った。
「そうだな…そうするか?」
にやりと満’が微笑み返す。
そしてフレイアに何事かささやくと、繋がったまま身を起こした。
「なっ?!」
訳も分からず満が体をこわばらせる。
無理な体勢での移動、だが、フレイアは甘い声を漏らす。
それすらも気持ちがよいと。
「ふむ、ここなら?」
動けない満のすぐ側、腰を下ろすと促されるままフレイアは上体を傾けた。
「ぅんっ…。」
そして、…満のモノを銜えた。
「う゛ぐっ…。」
満の喉が鳴る。
獣のように膝を立て、後ろから満’に貫かれ、満のモノを銜えるフレイア。
手が使えない為に、満’の動きに喉の奥まで突き刺さる。
「ぅう゛っ…ぅぁっ。」
苦しくて涙を流し、それでもフレイアは満のモノに舌を絡めなめあげる。
口を窄め吸い上げ、満’の動きに合わせ上下させる。
喉の奥深く突き刺さる満のモノ、己の中深く刺さる満’のモノ。
飲み込めない唾液がしたたり落ち、満のモノに絡まっていく。
びちゃびちゃと濡れた音。
「うぐっぁっっ……う゛……。」
くぐもったフレイアの喘ぎ。
視覚と聴覚、その二つが満を追いつめていく。
「フ、フレイアっっうがぁっっ。」
獣のように満が吠えた。
「う゛ぅん??」
名前を呼ばれフレイアが顔を上げた瞬間、満が果てた。
「ぁぁっっっ!」
ずるりとフレイアの口から満のモノが外れ、その顔目掛けて精液が降り注ぐ。
白いそれがフレイアの顔を汚す。
「す、すまぬっ。」
赤い顔をして満が謝り、視線をフレイアに向ける。
「……吃驚…した……。」
惚けた顔でフレイアは満を見つめていた。
「ふむ、…顔にかけるか…。」
にやにやと満’はわざわざ汚れたフレイアの顔を満に見せつけるように持ち上げる。
つつつっとフレイアの頬を白い塊が流れ落ちていく。
赤い前髪に絡んだそれは重くしたたりフレイアの額に張り付く。
その白く汚された顔とは対照的に、フレイアはきょとんとした顔で満を見つめていた。
「うぁっ…。」
思わず満の口から声が漏れる。
ずきりと胸が躍る。
汚してしまった申し訳なさよりも、そのアンバランスな表情にそそられる。
先程いったばかりなのに、また、満のモノが熱くなっていく。
「……フレイア、そろそろ拙者もいかせて貰ってよいか?」
わざとらしく声を上げ、満’がフレイアを突き上げた。
「ぁぁぁぁっっっ。」
フレイアの顔が気持ちよさそうにゆがむ。
ぐいっと縛った腕を満’は引き、フレイアの体を引き寄せる。
片手でフレイアの腕を持ち、片手でフレイアの腰を持ち、満’の動きが速くなる。
そして満に見せつけるかのように体勢を変え、フレイアの顔がよく見える位置に動かす。
「あぁぁっっはぁんっはぁぁっっ…ンっ。」
べたりと、未だ乾かぬ白いモノを顔に、フレイアの表情がゆがみ声が大きくなっていく。
「…ふむ……。」
それとは対照的に冷静な満’の声。
とんとフレイアの背中を押し、手を放す。
フレイアの上体が、床に押しつけられるように倒れ込む。
そして、高く掲げられた腰を幾度と無く打ち付ける。
「うぁぁぁっっ。」
呼吸すら苦しいこの体勢でもなお、フレイアは与えられる快感によい、そして果てる。
「くっっっ。」
フレイアの最後のきつい締め付けに、満’も中に出しかけ…わざに引き抜き、その背に精を解き放つ。
どくどくと、白い精液がフレイアの背中を汚す。
「なっ……?」
一部始終を見せつけられた満呆然と満’を見上げる。
「……綺麗ではないか…?」
にやりと笑い返す。
くったりと気を失ったフレイアの体にまとわりつく二人分の精液。
それは卑猥で、美しいオブジェのようであった。




体を綺麗に拭いても、まだ気を失ったままのフレイア。
その頬を愛おしそうに満が撫でる。
「ずるいな。」
満足げな満を見据え、ぼそりと満’が呟く。
「何がだ?」
ぐっとフレイアの身体を抱き寄せ、渡すまいと満の腕に力がこもる。
「それがだ。」
満’手を伸ばしフレイアの頬に触れる。
「やらんぞ?」
「こちらの台詞だっ。」
フレイアを挟んでまたも睨み合う。
だが、満’は不意に視線をそらせた。
「あまり我慢しているようなら…また出てくるからな」
にやりと邪悪な微笑みを残し、満’の姿が薄れていく。
「するかっ!」
気を失ったまま、目覚めようとしないフレイアを硬く抱きしめ満はそう返す。
「どうだかな?」
その言葉を残し、満’の姿はかき消されるように消えていた。
「……我慢はせぬよ、もう…。」
どこか満’の面影を残し、満は微笑み…そして目を瞑る。


後日談。
「満~~~お腹空いた。」
ベッドの中、だらしなく寝そべったフレイアが、側に座る満に声をかける。
「わかった。何か作ろう。」
「甘いモノもな?」
「了解した。」
「あ、それから………。」
幾つもの注文が満に降り注ぐ。
だが満は断るそぶりを見せず、全てに了承と頷き立ち上がった。

「全く……どんだけ溜めてたってんだよっ!」
台所へと移動する満の背中を見つめ、フレイアは思わず毒づいた。
目が覚めるとすでにもう一人の満は消え、平謝りの満がいた。
切れ切れの満の言葉から推測するに、溜めすぎた性欲がもう一人となって~という信じられない話が起こったらしい。
どこまで溜めたのだと、突っ込みたくなる。
「…ホント、どんな体力してるんだよ~~。」
フレイアの言葉に泣きが入る。
結局の所、次の日は全く動けず、数日経った今でもまだ腰は痛み、おなかがゴロゴロして…局部は熱くねつを持ったままなのだ。
ついでに言えば縛られていた腕にはまだ跡が残っている。
起きあがるとまだよろける体。
人様には見せれない姿である。
「……つ、次がないこと祈る…。」
切に願いつつ、…ほんの少しだけ、期待する自分が居ることにフレイアは気が付いていた。
「ま、何があっても満は満…か。」
ぼそりと呟き目を瞑る。
「おそいぞ~~満~~。」
「無理を言うなっ!」
片隅に浮かんだ甘い毒を振り払い、フレイアはからかうように満に声を掛けた。
コレはコレで幸せなのかも知れないと。
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