さて、ということでこちらは…虫のおはなし。

田舎暮らしだったため、いろいろ大量にあるわけですが…とりあえず印象深いものをいくつか

G注意ｗｗ
その他虫注意。

私の親は転勤族で、それに伴い何回か転勤してる。
んで二つ目の小学校での出来事。

そこの小学校は、全員何らかの委員会に入るのが必須で、自分はその時「家庭科員会」というものに入っていた。
第一、第二、第三まで希望を書いて、そこからくじ引きで委員会が決まるのだが、その年、私は「家庭科委員会」なるものになってしまった。
第三希望すら外れ、残っていたのがそこしかなかったのである。
で、その委員会、実はとっても楽だった。
委員会の日に家庭科室に集まって、軽くお話があるぐらいで終わる。
お、ラッキー、と入った当初は思っていた。

地獄が訪れたのは夏休みが終わったあとである。

さて、小学校で調理実習をした記憶がある人も多いのではないだろうか？
全て自分たちで、をもっとーにその小学校でもよく調理実習をしていた。
更には緑と花の小学校、ってことで野菜なんかもいっぱい自分たちで育て、それを使って調理をしましょう、なんてのもよく行われていた。
そのため、調理室はよく使われていたのだが……考えてみよう、小学生がまともに綺麗に食器や鍋を洗えるか。
綺麗に掃除ができるか、を。

登校初日、委員会があったのだが…憔悴しきった先生が「今日は家庭科室の掃除をします」といった。
夏休み明けだから、それも仕方がないよね～、と皆で掃除を始めたのだが……。
出るわ出るわ。
引き戸を開けると片隅に、流しの下の扉を開けるとぺちっと。
恐る恐る冷蔵庫を開けると何故か凍ったそいつらが。
お皿の間に隠れていたり……。
悲鳴が上がる中、掃除をして、気が付くと黒いゴミ袋（当時はまだ黒いゴミ袋が使えた）一袋分。

それで終わった、と思ったのだが…ふと自分、掃除してないところを思い出し、そこに行ってみた。
そこで見たものは、瓶の中の醤油の中に何故か大量に入っている……。


帰り際、先生がぼそっと「夏休み中にバルサン焚いたんだけどね……黒いゴミ袋三袋…」
と。

次の年から「家庭科委員会」そのものがなくなったよ。






さて、それに付随して二つ目。
夏休みに登校日があるのだが、上履きを忘れていった人間は結構いたと思う。
自分もそれで、持って帰って洗って、持っていこうとおいて、そのまま、だった。
で、仕方がないから靴下でその日は過ごすことにした。
あまりに忘れた人が多くて、貸出用のスリッパが売り切れてたってのが真相。
後で靴下汚くなって怒られるな～と思いつつ、友達（同じく靴下になったｗ）と話しながら階段を一歩上がった。
…足の裏に感じる妙な感触と、プチっという音。
はい、踏みましたよ…。
固まる自分に、どうしたの？と友達が数歩先に…上がって固まる。
同じく踏んだらしい。

その靴下は、泣く泣く捨てました。
親にごめんなさい、と理由を言ったら仕方がないと言われたけどね。
それ以降、自分と友達は登校日に上履きを忘れたことはなかった。

ちなみに、被害者は自分たち以外にもいた模様ｗ













Gばかりだとアレなのでムカデと蛇のおはなし


田舎だと、ムカデというものはとってもいっぱいいるわけですよ。
外で菜園なんてしてたら日々見るわけで…
ある日台風がガチあたりで、大雨の後、スッキリと晴れた青空が広がりました。
菜園、どうなったかな～と見に行くと、やっぱりすごいことに。
片付けをしつつふと視線を上げると何やら塊が用水路を流れていっている。
アレなんだろう？とおもって近寄ると……。
そこにはムカデの大きな丸い塊（ソフトボール大）が…
蠢いてましたよ？
固まる自分、そして、それが流れ去り（結構流れが速くなっていたｗ）その後、さらに大きな塊が…
今度は蛇の塊でした。

人間唖然とすると声も出ないというのを実感した小学六年生でした。



さて、もう一つは友人の体験談。
友人の中学校はホント山の中で、校庭に鹿だの猪だのが出てくるような場所でね。
冬休み明けて学校に行って、まず掃除をしましょう、と言われたわけだ。
まぁ、締め切った学校、かび臭くなってる空気を換気しようと、カーテンに手をかけると何やら重たい。
「あれ？」
と思った友人はまじまじとカーテンを……。
そこには数万匹と思わしきカメムシがびっちりと。
悲鳴を上げる友人、何事かとやってくる級友と先生方。
教室は阿鼻叫喚になりました。
そして、血迷った先生が掃除機で……

掃除機は破棄、その教室は一年、使われることはなかったそうな。