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クラウドゲートのゲーム用。 ただし、更新頻度は非常に低い。
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取り敢えずさくっと書いたものをだしてみる。

後から書き直すこと請け合いだ。

 

 

目を刺すような残暑厳しい近頃、朝の光もそれ相応に眩しく、俺の目を焼く。
眠っていても分かる明るい光。
未だ眠いこの身体、もう少しゆっくり寝たいと空いた片手で顔を覆い、日を避けるように布団の中、身体を動かす。
もぞもぞと動けば、香る爽やかな柑橘系の香りと、冷たく滑らかな感触と暖かさ。
片腕にかかる適度な重さと暖かさは、何処か安心するもので、思わず抱きしめる。
……抱きしめ、る?
眠りかけた思考が無理矢理引き戻される気がした。
いや、と言うか戻された。
ちょっとまて、よく考えろ俺。
昨日はどうした?
頑張って昨日の夜を思い出してみる。
知り合いの所に顔を出し、そして笑って話して、以降記憶がない。
何時の間に布団に入った?
それ以前に何時の間に俺は家に帰った?
開くのを拒否する瞼を無理矢理開けば、目の前には光を浴びて、輝く燃えるような紅い髪が見えた。
「……へ?」
思わず間抜けな声が出る。
目を擦ってみる。
変化はない。
「…う゛…?」
俺の動きと声に答えるように声がした。
もぞもぞと動くそれは、俺の裸の胸元にすり寄り収まりの良い場所でまた、小さな寝息を立て始めた。
暖かく、柔らかな感触は女の其れで、ちらりと視界に入ったのは大きめのシャツから覗く丸みを帯びた胸で……。
俺、昨日誰といたんだっけ?
ちょっと現実逃避をしてみる。
どれだけ逃避してみても、現実は変わるはずもなく、まぁいいや、良い匂いと触り心地だし、と独りごちて目を綴じる。
取り敢えず、目の前の肢体を緩く抱きしめてさらなる眠りに就いたのだった。

 

 

「…で、目をさましたか劫光の旦那」
「おう、しっかりな」
俺の腕の中、にやりと見上げる色違いの瞳。
そういや昨日最後に話してたよな~何て思い出す。
「んで、そろそろ放さねぇか?序でにもぞもぞ動いてる手、そろそろおいたが過ぎるぜ?」
眼を細める様は何処か猫を思わせる。
その声に腰に回した腕をゆっくりと解いていく。
ちょいともったいなかったぜ…。
ほどよい弾力の滑らかな尻の感触を思い出しつつ手をわきわきしてみる。
生尻は良いものだ、うむ。
「…取り敢えず飯作るがいるか?」
抱き留める腕が無くなったことで、もぞもぞと起き上がってくるヘスはそれはもう扇情的な格好だった。
ん、裸シャツは男の夢だな。
胸元ぎりぎり部分から少しだけ留められたボタン、そこから見えるのは形の良い大きめの胸。
ぶかぶかな其れは尻をぎりぎり隠す程度の長さで、少し動けば魅惑的な部分が見え隠れと。
「…エロオヤジ?」
俺の視線に気が付き、見えるか見えないか、ぎりぎりのラインまで裾を持ち上げるヘス。
分かっていて声をかけるのはどうかとおもうぜ?
なんていいつつこっちもにやけて身を起こす。
…一応ズボンはいているのか俺、上半身は裸だが。
が、どう考えてもヘスは裸にシャツ一枚。
さらには妙にけだるげだ。
さて、昨日はナニがあったんだ?
いっかな想い出せない頭を振りながら出て行くヘスを見送る。
…まぁ、眼福と言うことで良いか。
僅かに見える尻を見送りつつ、そんなことを考えた。

 

 

 

 

 

 

 


そして少し、「な、なんがこれーーーーーー!」
叫ぶ声が一つ。
ゴシック服に着せ替えられ、更に綺麗にされた化粧、見事に可愛らしい女の子にされたじーくがいましたとさ。
 

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