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クラウドゲートのゲーム用。 ただし、更新頻度は非常に低い。
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あとで書き直す気満々やけどな~ちと掌編小説おいとくで


絵師:水凪 はるか様

OMCで発注・作成されたものです。
全権利はクラウドゲート、作品の原著作権は作成した絵師様、使用権は発注者にあります。
無断転載等はおやめください




空が暮れ始め、黄昏時が降りくる時間、屋根に降り立つ影二つ。
「おうおうおうおう、雑魚どもが粋がってまぁまぁ」
にやりと笑を浮かべ楽しげに曰う短髪の男が一人。
「全く、少しはこちらに遠慮というものをですね…って口調戻ってますよ、口調、統理」
ふわりとその横に降り立ち乱れをなおす長髪の男が一人。
「あぁ?!いいじゃねぇかどうせてめぇしかいやがらねぇし。だけどよ、てめぇも戻ってんぜ、顔、棘」
乱暴な口調で心底楽しそうに統理と呼ばれた男が気がつけと言わんばかりに自分の頬を叩く。
「その名を呼びますか、って、否定はできませんねぇなんせ久々ですし」
「だよなぁ、ここまででかくて馬鹿げてんのは」
にやりとふたりは微笑みを交わす
「さて、どうしましょうか?」
懐から取り出した扇子を口元に、棘と呼ばれた男が見つめる視線の先には嘗ての仲間達。
「不甲斐ないにも程がありますねぇ」
浮かべた笑みは嘲笑か、目には冷たい色が宿る。
「だな、ここまで落ちてるとは思わなかったぜ、っとにサボりまくってんな」
けっと吐き出すように統理が答え、足元の瓦を踏みしめる。
「それでは、私は右、ですかね」
「んじゃ俺は左、だな」
「では、行きましょうか」
「では、行こうか」


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