思いついた過去を

元は大陸から日本にわたってきた鵺族、その後長に。
現在統理の一族の数は少ない。
理由として、統理が滅ぼしかけた、というのがある。
かつての統理はどちらかというと暴君タイプ、身内に入れたものには甘いが外には厳しい。
ついでに身内の堕落にも厳しい。
それ故一族はある程度の強さを誇っていた。

あるとき統理は一人の妖怪を拾い、保護下においた。
一族以外を可愛がる統理を見て一族の一部が反発。
その妖怪に手を出しかけた。
切れたのは統理。
自分の保護下にあるものに手を出したから。
一族であれ、容赦なく。
止めなかったほかのものも同罪と、止めようとして統理にそれを伝えたものたち以外。
同族の血に塗れる統理。
桜の精が止めなければ、すべてを滅ぼしていたかもしれない。


なんて過去を考えてみた。
いや、大陸から渡る時点である程度の人数まとめてきてるだろうな～と思ったら、ふと。
日本側の妖怪の長とお付き合いある時点でこっちもある程度の地位いるよな？と思った次第にてｗ
じゃないと軽口叩いてたら向こうの妖怪に殺されかねないｗ
長同士であったからこそ、なら咎めはないだろうかな～と。